音楽再生というとやはりMP3でしょうか。
MP3であれば動画再生でも紹介した omxplayer で再生可能です。
omxplayer -p -o hdmi pppp.mp3とすればHDMIのほうに音楽データが流れるので、
AVアンプなどに繋げば聞くことが出来ます。
が、音楽聞くだけなのにHDMIは使いにくいですよね~(;´д`)
そこで、
omxplayer pppp.mp3とすれば3.5mmジャックのほうから音楽が流れてきます。
が、しかし、音割れしてます( ̄~ ̄;)
3.5mmジャックは使い物になりませんなぁ。
ってことでUSB Audioを使ってみます。
用意したのは KENWOOD RD-VH7PC
たしか2002年頃、投げ売りされていたのを秋葉原で買ったやつです。
値段は忘れましたが、持って帰るのが大変だったのを覚えてます。
omxplayerで音声出力先をUSB Audioにする方法はわかりませんでした。(>_<)
ので、ほかのプレイヤーを使いましょう。
まずはプレイヤーのインストール~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/musashino_proto/20120808_551840.html
を参考に
sudo apt-get install mpg321でインストール。
でもって、
mpg123 ppp.mp3とすれば3.5mmジャックのほうから音楽が流れてきます。
3.5mmジャックは使い物にならないのでUSBの方へ切り替えます。
まずはUSB Audioが認識されているかチェック
私の環境は上記のようになっています。pi@raspberrypi ~ $ aplay -l **** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト **** カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA] サブデバイス: 8/8 サブデバイス #0: subdevice #0 サブデバイス #1: subdevice #1 サブデバイス #2: subdevice #2 サブデバイス #3: subdevice #3 サブデバイス #4: subdevice #4 サブデバイス #5: subdevice #5 サブデバイス #6: subdevice #6 サブデバイス #7: subdevice #7 カード 1: Device [Kenwood Audio Device], デバイス 0: USB Audio [USB Audio] サブデバイス: 1/1 サブデバイス #0: subdevice #0 pi@raspberrypi ~ $
古い機種ですが問題なく差すだけで認識されていますね。
USB Audioは「カード1のデバイス0」となっています。
ので、以下のようにコマンド入力すると...
mpg123 -a hw:1,0 pppp.mp3見事に鳴りました。(=´∇`=)
次に比較的最新のネットワークオーディオプレイヤー、Pioneer N-50 を用意してみました。
pi@raspberrypi ~ $ aplay -l **** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト **** カード 0: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA] サブデバイス: 8/8 サブデバイス #0: subdevice #0 サブデバイス #1: subdevice #1 サブデバイス #2: subdevice #2 サブデバイス #3: subdevice #3 サブデバイス #4: subdevice #4 サブデバイス #5: subdevice #5 サブデバイス #6: subdevice #6 サブデバイス #7: subdevice #7 カード 1: Device [Pioneer USB Audio Device], デバイス 0: USB Audio [USB Audio] サブデバイス: 0/1 サブデバイス #0: subdevice #0 pi@raspberrypi ~ $
同じように
mpg123 -a hw:1,0 pppp.mp3で再生すると普通に鳴ってくれました。ヽ(´▽`)ノ
ここで気になるのはハイレゾ音源だとどうなのか...
pi@raspberrypi ~ $ cat /proc/asound/card1/stream0 PIONEER CORPORATION Pioneer USB Audio Device at usb-bcm2708_usb-1.2, high speed : USB Audio Playback: Status: Stop Interface 1 Altset 1 Format: S16_LE Channels: 2 Endpoint: 5 OUT (ASYNC) Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 192000 Data packet interval: 125 us Interface 1 Altset 2 Format: S24_3LE Channels: 2 Endpoint: 5 OUT (ASYNC) Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 192000 Data packet interval: 125 us Interface 1 Altset 3 Format: S32_LE Channels: 2 Endpoint: 5 OUT (ASYNC) Rates: 44100, 48000, 88200, 96000, 192000 Data packet interval: 125 us
Pioneer N-50 は 32bit 192kHz まで対応しているようですね~
でも、そんな音源もってねーー(;´д`)
ってことで無料サンプルの 24bit 96kHz wavファイルを試してみました。
aplay -B10000000 -D hw:1,0 -r 96000 LessLoss-Mephisto-Listz-II-24_bit_96_kHz.wav鳴りました。
サンプルが1分と短いので詳しく検証できていませんが問題なさそうです。
さらにアップサンプリングソフトでCD音源を 24bit 88kHz にしたwavファイルを試してみました。
残念ながらこちらはプチノイズが入ってしまいます。
あと、サンプリングレートが変わると、Pioneer N-50 はうまく認識してくれないようで
2回再生してやらないと正しく認識してくれませんでした。
この時ブチブチって音するので試す方はボリューム小さめでやりましょう( ̄~ ̄;)
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