DENON PMA-390SE ジャンク修理

最後の投稿から約5年ですね...

子供が二人になって趣味の作業スペースが縮小中~( ;∀;)

以前のように時間が必要な趣味はできなくなり、

スピーカーとプリメインアンプの組み合わせを楽しむくらいになっちゃってます。


今回はハードオフで購入して長いこと放置していたジャンクなアンプを修理してみました。



価格は4400円で状態は以下の通り。

・左チャンネルから音が出ない

・バランスつまみが真ん中から右に回らない

私はアンプ修理素人なのですが、このくらいならYouTubeの修理例なんかをみてると自分でもできそうな気がしてきますよね!!(^^)!

まぁ、ICとかが壊れていたらどうしようもないのですが...

まずは不調な原因を調べないといけませんが、どこから調べようかな~(-_-;)

と思いつつ分解!

バランスつまみが回らないってことなので、回るようになれば直るかな?
と思いバランスつまみを外そうとしてもはずれない!!
どういうこと!?((+_+))
ゴム手袋を使って何とか外したら、基板上の可変抵抗?は普通に回りました。

つまみを裏から見てみると割れてるし!

たぶん、向きをきにせず無理やり差し込んだのかな?

そのせいで片側に回らなくなったのでしょう。


ここで、バランスつまみを中央にして音出ししてみますが、左から音が出ない症状は改善しません。


ふと、ヘッドホンは同じ症状なのか気になったので、ヘッドホンプラグを挿し込もうとするが入らない!!

どういうこと!?((+_+))

ジャックの中を覗き込むと...なんか入ってる!?

ほじくっても取れそうになかったので、仕方なくハンダを外すことにしました。
しかし、ハンダ吸い取り線ではなかなかうまくいかず、仕方なく前から買おうと思っていたハンダ吸い取り機を購入することに。
届くまで待とうと思ったのですが、ヘッドホンジャックの近くのコネクタを調べればわかるんじゃね!?と思いPCからサイン波を出力しながらオシロスコープで調べてみると、こちらも左側は信号出てませんでした。

さて、次はどこを調べよう...ボリュームの付いている基板をよく見るとR.in、L.in、R.out、L.outの記載があるではないですか!

R.in、L.inは問題なし。
R.out、L.outはL.outが信号出てないっぽい。
ボリューム近くのオペアンプは左右ともに問題なし。

もしやボリュームに問題があるのかな?
詳しくテスターで抵抗値を調べてみると...左側だけなんかおかしい。
断線してるっぽい感じ。

これ以上調べるにはボリュームを基板から外さないと無理っぽいので、ハンダ吸い取り機が届くのを待つことに。

Amazonで注文したのでハンダ吸い取り機はすぐ届きました。
まずはヘッドホンジャックのほうから外しますかね。
ヘッドホンジャックを基板から取り分解すると...
木が出てきました。( ゚Д゚)
なぜ木が...見た感じ割り箸っぽかったです。
前の持ち主は何をしてたんやろね。(^-^;

次にボリュームを外し分解してみるけど、基板がプラスチックに埋まっていてよくわからない。
仕方なくプラスチック部分をえぐり取ってみてテスターでチェックすると、片側が断線している模様。

目視ではわかりにくかったけど写真を拡大するとわかりやすいですね。
確かに左から3、4番目が断線してます。5番目も半分くらい削れてますね...

さっそくハンダでくっつけようとしますが、うまくいかず。
汚れてきたので汚れを落とそうとしたらパターンごとぶっ飛びました ((+_+))
私にはこのレベルの修理は無理っすなw

適当なボリュームで代用するかしかないかなぁ~
と思い代わりのボリュームを探していると、共立エレショップに見た目が同じもの売ってるじゃないですか~!

ピンアサインも抵抗値も手元のと同じっぽい。

使えそうなので早速注文、届くのを待ちます。


届いたのがこれです。

  

全く同じですね。
早速取り付けて音出ししてみると左からも音が出るようになった~(*'▽')


あとは元通り組みなおして修理完了~



音はPMA-390SEより初代PMA-390のが好みかも。
でも、まぁ、しばらく聞きこんでみようと思います。

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