RaspberryPiにPCM1716をつないでみた

以前 RaspberryPi の I2S 出力に PCM1716 を繋ごうとしたけど、システムクロック出力がなくて繋げませんでした。

しかし、世の中には便利なICがあるんですね。ネットを徘徊していると ICS570 という周波数をn倍してくれるICがあるそうです。
これを使えば PCM1716 も繋げそうですね。
ただリアル店舗では売られてないのかな?
でも、RSコンポーネンツなどで注文できます。今回は3.3V用のICS570Bを注文しました。

届いたのがこちら。



小さめのICなのでピッチ変換基板に乗せています。

PCM1716を繋ぐには一例として44.1kHzの256倍のクロック信号が必要です。
RPiのI2S出力は片チャンネル32ビットなので、ビットクロックが既に64倍になっています。
ってことはこれを4倍すれば256倍になることになります。

実際にICS570を動かしてオシロで信号を見てみると...



ほぼ4倍されてますね~(´~`)
黄色の線がRPiのビットクロック。青色の線がICS570の出力。

さっそくPCM1716を繋いでみました。
、またまたノイズに悩まされることに...



結論をいいますと、矢印で示した白い線を追加すればノイズが消えてくれました。
GNDってコの字型でも繋がってればOKと思っていたのですが、だめなんですかね。
白い線を足すことでGNDが口の字に繋がることになります。
こんなことでノイズが出たり消えたりするなんて、素人には難しすぎるわ~(>_<)

RPiから直接PCM1716に繋ぐとノイズがでてたので、間に74HC04を挟んでいます。
 

ちょこっとギュウギュウ詰めにしてみました。

音に関しては...とりあえず鳴っています。
前にCS8416と繋いだ時はLPFとかなしでもクリアに聞こえていた気がしたのですが、今回はLPFないとノイズだらけ...
こういうもんなんですかね~( ̄~ ̄;)



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